カポエイラの帯と階級について

ここではカポエイラで用いられる帯(腰紐)とそれに対応する階級を紹介します。

制度そのものは日本の武道と似ているところもありますが、実際はブラジル的でもう少しおおらかなシステムと言えそうです。

カポエイラの階級

degree_3.jpgカポエイラにおける階級は日本の柔道や空手と同じように、生徒の修行進度を表すものです。

しかしその判断基準は他の格闘技と比べると少々異なっています。なぜならカポエイラは格闘技の技や教育的側面に加え、戦略性、舞踊や音楽といった芸術性、更にはブラジル黒人文化に対する学習内容も重視するからです。

時として、階級に対する解釈が人によってマチマチであったり、自称師範(mestre)がまかり通ってしまったりする事もあり、日本の武道などに比べると若干基準が曖昧なようにも見えます。

いずれにせよ「カポエイラに対する理解度と人としての総合的な質を評価する」という認識が一般的です。なお、階級や"cordão"(コルダゥン)の色はグループによって異なっている場合がありますが、

当会では"Confederação Brasileira de Capoeira"(ブラジル・カポエイラ連盟)の策定した基準に従い階級を決定しています。

Cordão(コルダゥン:帯・腰紐)

degree_1.jpgカポエイラではその人の修行進度に応じて、指導者から階級を表す色の帯(腰紐)が付与されます。

これを"cordão"(コルダゥン)といいます。

ブラジルでは過去から現在まで様々な形状が用いられて来ましたが、"TENDA DOS PALMARES"では現在最も一般的な細い紐を寄り合わせた形の帯(腰紐)を使用しています。

これは師が"batizado"(バチザード)の直前、1本1本手で仕上げて行く心のこもった贈り物でもあります。

Batizado(バチザード)

degree_2.jpg指導者は生徒達がある程度の進歩を示すと、その生徒達を指名して"batizado"(バチザード)を行います。

"batizado"(バチザード)は日本語にすると空手や柔道で言う所の「昇級テスト」という意味になりますが、実際はテストというよりも、既に指導者から昇級が認められた生徒に対する"cordão"(コルダゥン)の授与式或いは儀式と解釈する方が近いようです。

そして"batizado"(バチザード)の終了後、参加した生徒達へ"cordão"(コルダゥン)が与えられます。

階級と帯(腰紐)

階級
帯の色
1 初心者(aluno iniciante)
無し
2 洗礼者(aluno batizado)
3 初級者1(aluno graduado)
4 初級者2(aluno graduado)
5 中級者(aluno intermediário)
6 上級者(aluno adiantado)
7 指導見習(aluno estagiário)
8 卒業生(aluno formado)
9 講師(monitor)
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10 教師(professor)
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11 師範代(contra-mestre)
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12 師範(mestre)